VW CAFE DOVE BLUE の「こだわりの珈琲」についてご案内させていただきます。
ティピカ種を100%使用
当店の珈琲豆は現在、シングルオリジン、ボリビア・ラパス・コパカバーナ農園で生産された豆を100%使用しています。こちらの農園の豆は「ティピカ」と呼ばれる品種の豆です。
珈琲豆の品種改良が進んでいますが、現在多く流通しているアラビカ種の中でも、最も原種に近いとされているのが「ティピカ種」となります。ティピカは香りが良く、上品な酸味と甘味を持つ珈琲ですが、病気や病虫害に弱く生産するのが難しいため、流通するのが極僅かとなっています。
また、当店の珈琲は下記の4つの条件を軸としております。
- 有機栽培
- 原木(ティピカ)
- スペシャリティー珈琲
- フェアトレード
私がこの珈琲に出会った時、今まで飲んでいた珈琲とはまた違う滑らかな口当たりと飲みやすさに感動しました。また、温度が冷めるほどにビターチョコレートのような風味に変わり、今まで飲んでいた珈琲とは全く別の飲み物のように感じました。
珈琲の生産環境の問題、価格の高騰などの理由により、今後入手困難となる可能性もございます。この希少な珈琲を是非ご賞味ください。
本来珈琲は甘い飲み物
酸っぱい珈琲、苦い珈琲は苦手、という方は多いと思います。しかし、砂糖やミルク、アレンジ珈琲などで味付して誤魔化すこともできます。かつての私もそうでした。いえ、そうやって飲むものだと思っていました、というのが正しいかもしれません。
DOVE BLUEでお出しする珈琲は、今までブラック珈琲が飲めなかった人にも是非飲んでいただきたいです。珈琲が本来、「甘い飲み物である」、ということがお分かりいただけると思います。
「甘い」の定義ですが、砂糖などの甘さではなく、例えばお米って噛んでいるうちに甘みを感じますよね?そのような甘さです。
コーヒーは熟成していくと、甘くなっていきます。カップに残った一滴からも、甘い香りが漂ってきます。寝かせてアイスコーヒーにして飲むと、その甘さがよくわかります。
珈琲は生鮮食品
珈琲の賞味期限をご存知ですか?
焙煎直後から酸化は始まり、豆のままなら常温で1週間、粉の場合は3日ほどで劣化していきます。珈琲は焙煎すると酸化しやすい物質となるのです。梱包技術が発達したとはいえ、今飲んでいるその珈琲がこの基準を超え、酸敗している可能性はありませんか?
酸化するとどうなるか?
- 珈琲本来の香リ、味わいが弱くなります(オイルが出てしまいます)
- 劣化により挽いた粉が目詰まりを起こし、抽出しにくくなります
- 人体に有益なクロロゲン酸類が減少します
- 酸味が増していきます
飲んだ時に感じる酸っぱさは、酸化してしまっているせいかもしれません。DOVE BLUEでは、珈琲が生鮮食品であることを肝に命じ、焙煎直後から使う直前まで冷凍保存します。酸化を防ぐことができるので、新鮮な珈琲を飲んでいただけるのです。
1日に何杯も飲まれる方でも胃にひびきません。
ハンドロースターによる少量焙煎
厳選されたスペシャリティー珈琲の生豆は、欠点豆が非常に少ないのですが、それでも焙煎前にハンドピックにより欠点豆を取り除いております。皆さまのお口に入る物ですから。
ハンドロースターで焙煎しているため、一度に少量しか焙煎できないのですが、その分手間暇かけて、じっくり丁寧に焙煎しております。使用する分だけ少量づつ焙煎しますので、いつでもFRESHです。
珈琲は嗜好品ですので、フルーティーなものが好き、苦いのが好き、など好みがあると思います。しかし、いずれも日本人にはあまり好まれない傾向にあるようですね。
DOVE BLUEの珈琲は、まろやかな飲み口で、甘みのある珈琲をブラックのままお飲みいただけるよう調整しています。
※バイオラティーナ認証のオーガニックコーヒーとなりますので、体に優しい珈琲です。
焙煎機の導入 FUJI ROYAL R−101
当店オープンから1年が経ち、お陰様でハンドロースターだけでの焙煎量では足りず、
この度FUJI ROYAL R−101を導入することにいたしました。
オートマチックな焙煎機と違い、確かな技術が必要となりますが、国内の焙煎機の中では信頼度抜群の焙煎機です。
小型焙煎機のためやはり大量に豆を焼くことはできませんが、必要な分だけを焙煎するため、引き続き新鮮なコーヒーをお届けいたします。
今まで使用していたハンドロースターと共に、それぞれの良さを活かしながら、今後もDOVE BLUEの味作りをして参ります。